12月!?
いつの間にか11月が終わっていましたね!
年末に向けて労働が忙しくなりつつありますが、ちょこちょこと読書時間をとろうと奮闘中です。
11月に読んだ本でかなり気に入ったのかマリー・ルイーゼ・カシュニッツの「その昔、N市では」。
全体的に不安感が漂っており、物悲しい結末の作品もあって、かなりわたしの好きなテイストでした。
なんとなく冬の時期の暖かい部屋、夜寝る前に読み返したくなる一冊。
特に表題作が好きです。
今はシーラッハの本を読んでいるのですが、ドイツ翻訳作品をもっと触れてみたいな〜と思ってます。
読むペース遅いのに読みたい本は無限に増える。
近況ですが数年前に飽きて放置していたクラシックギターをまた練習したり、資格試験の勉強を始めてみたりしてます。
あとちょっと創作活動もしたり…。
飽き性なので興味がすぐとっ散らかります。
そんなこんなで12月ですが、今月はずっと楽しみにしていた「パトリシア・ハイスミスに恋して」の身近な劇場での上映が始まります…!
(県外に行けばもっと早く観れたのですが…)
なんとそこでは「キャロル」も上映予定のようで、そちらも観ようか迷い中。原作読みたいな〜と思ってはいたのですが、普段読まないジャンルなので躊躇していました。
あと年末年始になったら帰省ついでに実家にあるはずの「11の物語」も掘り出して再読したい…。
今年最後の本のまとめ買い。
古書の来歴は年末年始のお休みで読む予定なので楽しみです。
カフェ開拓の写真。冬は本当にコーヒーがおいしい。
お茶の時間が楽しい季節
こんばんは。
10月ももう終わりですし、最近は寒い日も増えましたね。
週末のお茶の時間が楽しい季節です。
寒くなると温かい飲み物に洋酒を入れるのがとても好きです。
お休みの日にしかできない楽しみ方ですが…。
よく海外の文学作品ではコーヒーとか紅茶にブランデーを入れる描写がありますよね。あれに憧れていろいろ試しました。
わたしはラム酒をいれるのが好きで、お菓子っぽい風味になるのが良いです。
今日はラム酒入りカフェラテ!
もうすぐ健康診断なので甘いものもアルコールも控えめにしなければと思いつつ…。
月末なので読んだ本のこととか書きたいのですが今月ほんとに読めておらず…。
来月は積読を消化せねば。
と思いつつも何冊か新しくお迎えする本を決めております。
ジェラルディン・ブルックス「古書の来歴」は文庫版が出るので買いたいです。
あとは好きな作家が名前をあげてたので、
カシュニッツの「その昔、N市では」も読みたい…!
シーラッハの「珈琲と煙草」も気になっているのですが、先に「犯罪」以下の三部作を読んだほうが良いのかな〜と思いつつ、とにかくシーラッハの作品はなにかしら買うつもりです。
この週末は神保町の本関係イベントがSNSで盛り上がってましたね。
地方住みかつ人混み苦手なので縁遠い世界ですが、流れてくる感想からお祭りのような活気を感じられるのは楽しいです。
先日、久しぶりに観光地に出かけたところ、きれいな花壇が見れました。この時季は出不精過ぎるのももったいないかも?と思ったり。
出先で食べた馬肉うどんがすごく美味しかった!
併読の向き不向き
こんばんは!
職場の飲み会から帰還し、ほろ酔い気分でございます。
本当は日曜日に更新したかったのですが、少しばたついておりました。
10月も終わりに差し掛かりつつありますが、今月あんまり本読めてないですね??
というのも、今読みたい本が多くて、いくつか併読をしてみたのですが、わたしには向いていなかったようで集中力が散らかってしまいがちに…。
1冊ずつ読み終えるのが性に合ってるみたいです。
あとは単純に仕事の多忙期でして、とにかく寝たい!!という気持ちの時が多くてだめでしたね。
読書時間の確保、永遠の課題です。
(そんな状況なのに来月新しく買う本はリストアップ済みだったりする)
この週末はゆっくり読書したいな〜。
最近行ったカフェ。アイスコーヒーとカレーって意外に合う組み合わせですよね。コーヒーと和菓子とかも好き。
ツナヌードルキャセロール…??
最近は過ごしやすい日が多くて嬉しいです。秋らしい日は心地よいですね!
読書の秋なので、というわけではないですが、最近の読書事情こぼれ話です。
わたしのささやかな読書の楽しみ方というか、小説に何気なく描写される食べ物や食事のシーンが好きで、そこから意味を見出したり色々考えるのが好きです。
ですが、最近は海外翻訳小説をよく読むので恥ずかしながら他国の食文化への知識不足でその食べ物はなんですか…!?となることもしばしば。
今少しずつ読み進めているシャーリイ・ジャクスン・トリビュート「穏やかな死者たち」の収録作品の1つに、ツナヌードルキャセロールという料理が出てくるのですが、これがまぁ初めて耳にする料理でして…。(しかもわりといろいろな意味を内包していそうなモチーフとして登場する)
ツナ、ヌードル、キャセロール…?
ツナはツナ缶的なアレだとして、ヌードルと聞くとカップラーメンしかでてこない貧相な思考。キャセロールはなんとなくパーティーで出てくるものであることは知ってますが…。
調べたところ、アメリカの定番家庭料理?らしく、ヌードルはパスタ的なものっぽいです。グラタン的なイメージなのかな?
もっと知識、つけたいですね…。
そういえば、シャーリイ・ジャクスンの「ずっとお城で暮らしてる」も大好きな作品でして、食べ物とか食事の印象的・象徴的な描写が多かった記憶があります。
「穏やかな死者たち」が読み終わったら、また読み直したい気もしますが、「鳥の巣」もまだ未読なのでどこから積読を崩していくべきか…。
読むペースもあげたい!けどゆっくり読むのも好き…。
最近読み終わった作品だと、ジェフリー・フォード「最後の三角形」のなかの「アイスクリーム帝国」で、共感覚の少年が同じ感覚を共有できる少女と通じる要因がコーヒー味だったのもかなり惹かれるものがありましたね。
コーヒーってなんとなく通過儀礼的なイメージというか、コーヒーが飲めるようになったとき大人になったような感覚かありまして…。
この作品は人生の転換・変化を強く感じるものだったので、コーヒー味というのが個人的にすごくしっくりきました。
コーヒーつながりで最近行ったお気に入りのカフェの写真を添えときます。
これまでのお話とは全然関係はないのですがお仕事鞄を新調しました。
これでよく使う鞄が全部マッキントッシュフィロソフィーになりました。デザインが好みなので選びがち…。
シックめなものを探していたので満足です。
寒さに備えて
いつの間にか、かなり寒くなってきました。
この辺ではあっという間に冬が来てしまうので、短い秋を楽しまなければという気持ちになってきます。
とはいえ、三連休もほぼ家にこもっているのですが…
寒い季節は温かい飲み物をいろいろ揃えるのが楽しみです。
コーヒー、紅茶、緑茶、ほうじ茶…。一通り揃えてますがやっぱりハーブティーは寒いときに飲むのが一番安らぐ気がする。
最近はパッカというイギリスのメーカーのハーブティーをよく飲んでます。アソートはいろいろ楽しめてうれしい!
ドイツのポンパドールのミントティーも好きで常備してます。
季節の変わり目ということで、衣替えも少しずつ。
短い期間しか出番がないと分かっていつつも、ジャケットを新調。
杢グレーで、使い勝手が良さそうです。お気に入りのワンピースに合わせて出かけたい。
シックでクラシカルな装いが好きなのですが、秋冬物はそうしたものが多いのでありがたいです。
最近の食事事情。
土地柄なのか果物が安く買えるところ多くて、最近はよくぶどうを食べます。
昨年はりんごばっかり食べてた気がする…。
皮ごと食べられる品種のぶどうは本当に手軽で美味しく重宝します。
ポーランド食器、何を盛り付けても可愛くて大好き。
最後に本のお話。
最近届いた本です。
「方形の円」は単行本のときに少し気になってて、文庫化をきっかけに感想を見かけることが多くて読みたくなったので。
少しだけ読みましたが、かなり知的好奇心が刺激される…。仮想の歴史とか好きなので、かなり楽しみです。
「氷」はアサイラム・ピースを読んでから長編も読みたくて。重々しい装丁が様々な予感をさせます。
この土日はジェフリー・フォードの「最後の三角形」を読んでます。
今8割くらい読み終えましたが、表題作が素晴らしく、帯の言葉がじんわりと心に残っています。
シャーリィ・ジャクスンのトリビュート「穏やかな死者たち」はまだ届かずそわそわしてます。
解説がわたしの好きな作家の深緑野分さん(ご自身の作品も素晴らしいですが、SNSで好まれている作品のことをよく語られており、それがどれも良いものなのでとても参考になります)であると最近知ったので、早く読みたい気持ちが募ります。
9月に読んだ本のこと
9月に読んだ本の感想です。
ちゃんと読み終わったのは3冊。
週末だけだとなかなか読書時間の確保が難しい…。
〇 「レイチェル」ダフネ・デュ・モーリア
レベッカが面白かったので、こちらも読みました。あとはまだ読み終わってませんが短編集の「人形」もちょこちょこと読み進めています。
モーリアの作品は本当に物語のまとめ方がうまいというか、終わり方が美しいんですよね。
本作も、これって…本当はどうなんだ?という真実がわからない部分があるのに、結末はすっきりとした読み口。
レベッカとはまた違った、不穏で魅力のあるレイチェル、素敵でした。
〇 「歪み真珠」 山尾悠子
国書刊行会刊行の山尾裕子作品はほんとに装丁が美しいです。
どうしても単行本で欲しくて、でもネットでは在庫がなく偶然県内の大きな書店で見つけて手に入れることができました。
箱の色も布張りの生地も作品の雰囲気に合っていて素晴らしい装丁です。
掌篇小説ながらどれも重厚な美しさで、短い文章でもかなり読み応えがあります。山尾悠子の作品はどれも絵画的なイメージを彷彿とさせる話が多くて、読む美術館といった所感です。
温度を感じさせない美しい文章で、不穏、諦観、閉塞感に溢れた作品たちの短編集。無機質な世界観のなかに、鳥や植物などのささやかな自然の情景が印象的。読んでいると心がざわつく文章なのに、不思議と自分が必要としていたものを突き付けられた感覚。一部の人は必ず惹きつけられてしまうだろうなといった作品でした。
ところどころ、あまりにも思い当たる文章があってうめき声をあげたくなる部分もありました。
折に触れて、読み返さなければならないと思う一冊です。
「氷」も注文しました。
10月は4冊くらいは読みたいですね。ひとまず「荊の城」と「最後の三角形」は読みたいです。
旅行雑記
旅行にまつわる雑多な日記です。
購入品中心かも。
ホテルの内装、シックで好みでした。赤いカーテン良いですね。
気になっていた黒澤文庫というブックカフェ。時間の都合であんまりゆっくり出来なかったのですが、とても居心地が良くて読書が捗りそう。
ブラックローズというコーヒーのカクテルを注文したのですが、ラム酒きいてて美味しかった。
誠品生活で買ったゴッホのアイリスのブックマークと、丸善で買った「アサイラム・ピース」(アンナ・カヴァン)。
アサイラム・ピースは帰りの新幹線で夢中になって読みました。
誠品生活のP.Seven 茶香水で買った香水。
華やかな香りです。
お土産のお菓子たち。
いろんなお店に行けて楽しかった。
旅は良いですね。