最近は過ごしやすい日が多くて嬉しいです。秋らしい日は心地よいですね!
読書の秋なので、というわけではないですが、最近の読書事情こぼれ話です。
わたしのささやかな読書の楽しみ方というか、小説に何気なく描写される食べ物や食事のシーンが好きで、そこから意味を見出したり色々考えるのが好きです。
ですが、最近は海外翻訳小説をよく読むので恥ずかしながら他国の食文化への知識不足でその食べ物はなんですか…!?となることもしばしば。
今少しずつ読み進めているシャーリイ・ジャクスン・トリビュート「穏やかな死者たち」の収録作品の1つに、ツナヌードルキャセロールという料理が出てくるのですが、これがまぁ初めて耳にする料理でして…。(しかもわりといろいろな意味を内包していそうなモチーフとして登場する)
ツナ、ヌードル、キャセロール…?
ツナはツナ缶的なアレだとして、ヌードルと聞くとカップラーメンしかでてこない貧相な思考。キャセロールはなんとなくパーティーで出てくるものであることは知ってますが…。
調べたところ、アメリカの定番家庭料理?らしく、ヌードルはパスタ的なものっぽいです。グラタン的なイメージなのかな?
もっと知識、つけたいですね…。
そういえば、シャーリイ・ジャクスンの「ずっとお城で暮らしてる」も大好きな作品でして、食べ物とか食事の印象的・象徴的な描写が多かった記憶があります。
「穏やかな死者たち」が読み終わったら、また読み直したい気もしますが、「鳥の巣」もまだ未読なのでどこから積読を崩していくべきか…。
読むペースもあげたい!けどゆっくり読むのも好き…。
最近読み終わった作品だと、ジェフリー・フォード「最後の三角形」のなかの「アイスクリーム帝国」で、共感覚の少年が同じ感覚を共有できる少女と通じる要因がコーヒー味だったのもかなり惹かれるものがありましたね。
コーヒーってなんとなく通過儀礼的なイメージというか、コーヒーが飲めるようになったとき大人になったような感覚かありまして…。
この作品は人生の転換・変化を強く感じるものだったので、コーヒー味というのが個人的にすごくしっくりきました。
コーヒーつながりで最近行ったお気に入りのカフェの写真を添えときます。
これまでのお話とは全然関係はないのですがお仕事鞄を新調しました。
これでよく使う鞄が全部マッキントッシュフィロソフィーになりました。デザインが好みなので選びがち…。
シックめなものを探していたので満足です。